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プロに学ぶ2年間があなたの夢をかなえます。ワールドクラスのパティシエめざして。 |
製菓総合専門士科の特徴のひとつは、菓子づくりを総合的に学べるカリキュラム構成です。本科は、大きく分けて3つの要素を取り入れています。まず、公衆衛生学や衛生法規といった製菓衛生師になるための専門科目。次にパティシエやブーランジェとしての技術を磨く実習。最後に、製菓実技に直結するだけでなく、学生たちの感性を豊かにし、長い目で必要と考えられる素養を幅広く培う教養科目です。製菓衛生師として職場を、ひいては業界をリードしていく人材となるために、衛生学や製菓理論といった専門科目だけでなく、この道を歩んでゆくために必要な知識と感覚を身につけることが必要なのです。この教養科目は、総合的な力を培うものとして、業界からも高く評価されています。なぜでしょうか。例えばデザイン学。デザイン理論とその現場への応用を学ぶことは、お菓子づくりにおいてはデコレーションやパイピングのセンスを磨くことに直接つながります。それだけではありません。将来を考えるとメニューづくり、店内のディスプレイなど、必要とされるシーンは無数にあるはずなのです。またフランス語も必修です。フランス語は洋菓子の世界では世界標準語といっても良いでしょう。本校の実習でのレシピもフランス語中心ですし、本科必修のヨーロッパ研修でもフランス語がわからなければ残念な思いをすることがあるでしょう。国内だけでなく、世界に通用するパティシエを目指す、本科はそのための最初のステップとして用意されているのです。 |
2年次には、全員でヨーロッパ研修へ。最先端の技術に触れるヨーロッパ研修 |
製菓総合専門士科では、卒業年次のヨーロッパ研修が必修です。ヨーロッパ研修は、洋菓子・製パンの本場であるフランスで名門の製菓・調理技術者養成校「エコール・ルノートル」で、先端の技術を直に見聞することができます。ヨーロッパ研修には、ほかの学科でも希望すれば参加できますが、費用がすでに学費に組み込まれているのはこの学科だけです。 | ||
製菓総合専門士科・1年次 時間割例 |
始業時間 09:00 終業時間 16:40 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1 | 食品衛生学 | 栄養学 | 食品衛生 /製菓理論 / 洋菓子実習 |
食品衛生学 | 製パン実習 |
2 | 食品学 | 公衆衛生学 | フランス語 | ||
昼休み | |||||
3 | 和菓子実習 | 製菓理論 | 社会学 | 洋菓子実習 | 栄養学 |
4 | 公衆衛生 |
HR |
製菓総合専門士科・2年次 時間割例 |
始業時間 09:00 終業時間 16:40 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1 |
製パン実習 | 洋菓子実習 | 洋菓子実習 / 卒論・デザイン・ 茶道・ フラワーデザイン |
シュガーアート / デコレーション |
喫茶 / 進路 |
2 | フード コーディネート / 経営学 |
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昼休み | |||||
3 |
製パン実習 | 洋菓子実習 | 洋菓子実習 / 和菓子実習 |
サービスマナー / フランス語 |
トレトゥール実習 |
4 |
LHR |
※フードコーディネートの授業には、製菓・製パン史、ワイン、チーズ、材料学、マーケティングなどが含まれます。 |
取得可能な資格 ■製菓衛生師受験資格(1年修了時) ■専門士(衛生専門課程)(卒業時) ■菓子製造技能師受検資格取得に必要な実務経験短縮(卒業後) ■パン製造技能士受検資格取得に必要な実務経験短縮(卒業後) ■職業訓練指導員受験資格取得に必要な実務経験短縮(卒業後) ■国家公務員 II 種試験受験資格 |
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働きながら腕をみがける1年半。さまざまな年齢の人が共に学ぶ。 |
毎週5日間、1年6か月続ければ、和・洋菓子・製パンのすべてを身につけることができます。入学資格は中卒以上。年齢の上限はありません。日中は仕事あるいはほかの学校に行っていても通えますから、年齢もその志望動機もさまざまです。独立を目指して基礎から学び直そうという社会人の方も、また、転職を考えている方も、家業の幅を広げようという方もいます。したがって年齢層は10代から60代まで。修了時には製菓衛生師受験資格を取得できます。 |
取得可能な資格 ■製菓衛生師受験資格(卒業時) ■菓子製造技能士受検資格取得に必要な実務経験短縮(卒業後) ■パン製造技能士受検資格取得に必要な実務経験短縮(卒業後) |
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洋菓子・和菓子・パンを楽しく学び、製菓衛生師(国家資格)の受験資格も取得。 |
同じ道に入るなら、一日も早く。中学校を卒業または卒業予定の方々のためのコースが「高等課程・製菓衛生師科・昼間部」です。 |
取得可能な資格 ■製菓衛生師受験資格(在学中) ■大学入学資格 ■菓子製造技能士受験資格取得に必要な実務経験短縮(卒業後) ■パン製造技能士受検資格取得に必要な実務経験短縮(卒業後) ■職業訓練指導員受験資格の取得に必要な実務経験短縮(卒業後) |
製菓衛生師科の特色 |
1. 高等課程としては、全国でも数少ない製菓・製パン技術を楽しく習得できるコースです。 2. 少人数制なので、ひとりひとりきめ細やかなコミュニケーションを大切にしています。 3. 3年間の実習では、専門課程同様に一流の講師陣が直接指導しています。 4. 洋菓子・和菓子・パンとすべてをバランスよく学ぶことで、現場で即戦力となるだけの専門的知識と技術を身につけることができます。 5. 国家資格である「製菓衛生師」の受験資格が取得でき、在学中に「製菓衛生師」の資格取得が可能です。「製菓衛生師」の資格は、就職や将来独立して菓子店を経営する上で有利な資格です。 6. 菓子製造技能士・パン製造技能士・職業訓練指導員などの受験に必要な実務経験が短縮されます。(卒業後) 7. 大学入学(受験)資格が取得できます。本校は創立当初から大学入学資格が付与されており、製菓業界への就職の他、大学・短大・専門学校(専門課程)への進学と多様な選択が可能です。 8. 3年次にはアメリカ研修旅行があります。ホームステイやアメリカの学校での製菓実習、現地高校生との交流会、洋菓子店・ベーカリーの見学、大型スーパーの見学等があります。ディズニーランドやユニバーサルスタジオにも行きます。 |